2016.04.15. 赤坂グラフィティソロライブと、1日経って思い出す東日本大震災の事

今日は、初めてのステージ、赤坂グラフィティでのソロライブでした。 

 
写真は最強共演陣の多胡紗智さんと仲村屋さん。

個性豊かな面々と、初めての気持ちがしない楽しいライブになりました。
いい出会いがあって本当に嬉しい。

それが今日なのが、もっと嬉しい。

今日のステージではお話したけれど、その時々で、出来る人が出来る事をしたらいいと思います。

東北大震災の時。

あの地震があった頃は、まだ仙台に暮らしていて、それこそ地震の時は仙台駅の隣のビルにいました。
雪と雨と、怪しくころころ変わる天気に怯えながら3時間歩いて家まで帰りました。
ラジオだけが情報源で、その日の夜は恐ろしく綺麗な星空を見ながら眠りました。

仙台であんなに星が見えた事は後にも先にもありません。
停電しているのを忘れる位、静かで眩しい夜でした。

結局テレビが見られるようになったのは何日も経ってからで、その時津波の映像を初めて見ました。
ラジオでは聞いていて、だけど夢のような話だったのに、実際にテレビで流れていくそれは想像よりもすごいもので。

この映像を当日に見た離れた街の人達はどんな気持ちだったろうと、映像を見て初めて怖くなりました。

それからしばらくは、「自粛」が溢れていました。

だけど、自分はあの自粛の空気は好きではありません。

もちろん、悼む事や祈る事は大切です。

けれど、遠慮して立ち止まるのは無意味な事です。
少なくとも自分は、それをされてもちっとも嬉しくありませんでした。それによって何の得もありませんでした。

楽しむ事の出来る人は楽しんでいいし、動く事の出来る人は動いたらいいと思います。

その時出来る人が出来る事をめいっぱいやった方が、世界はより早くいい方向に変わって行けるし、被災地にいた自分も励みになりました。

全ての前向きな活動が、これからの支えになります。

だから、今日変わらずライブが出来て、会いたい人達に会えて、新しい出会いがあって、本当に幸せでした。

何だか、思い出していたら長くなってしまったけれど。

やれる事をやりましょう。

いつもありがとう。