2017.06.10. 小雨日和その①

10日は、下北沢音倉で『小雨日和その①〜はじめての東京ソロ&レコ発パーティー〜』でした。

 

ずうっと楽しみにしてきた日。

ソロで歌い始めて約3年半。今まで東京企画を一回もせずに来て、伸びては縮みしていたけれど、今回のイベントは西山にとってよき試練であり責任であり、挑戦でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

やってみて、ソロのワンマンって、企画ってめちゃめちゃ体力を消費するんだと改めて実感しました。

ライブが終わり、物販が落ち着いた頃には足もフラフラになっていました。

いつものライブとこんなに違うなんてと実感。

それでも、本番中は個人の体感ではあっという間でした。

 

 

イベントオープンの18:30はあっという間にやってきて、構成のまとめにリハにフライヤー作りに物販にプレゼントや名札の用意にフードとドリンクの打ち合わせにバタバタで開始前から目を回した状態でのスタート。

前々から、新譜「四季」の制作だけでなく、再販の「きみへ」や、その他足りなくなりそうなCDの用意や、やった事のない手書きチケットの用意や、魔法のカレープレートに刺す旗のメッセージ書きや、沢山準備してきて準備万端のはずだったのに、結局最後までとっ散らかった人間でした。これは性。

 

 

おかげでオープン直後は会場にいられず、控え室で準備をしながら、戻って会場がガラガラだったらどうしようとか考えてしまうのでした。

だけど、戻ったら本当にいっぱいのお客さん。

 

それこそパーティーの名に相応しい和やかで賑わった会場。お客さん同士の声も沢山聞こえて、不安が吹き飛びました。皆さま揃って最初から来て下さって、本当に感激でした。

 

 

 

 

 

 

 

ステージに関して言えば、今回は実は全く緊張しませんでした。

そもそも緊張をする暇がなく、どちらかというと慌ただしさに頭がグルグルしているのと、皆来てくれている事にテンションが上がっているのとで、若干宙に浮き上がったような心持ち。ドラえもんか、夢の中のよう。

 

それでも会場の皆さまが1人残らず待ってましたという顔で拍手を下さり、おかげで羽根が生えました。

沢山間違ったりしたけれど、本当に自由な気持ちで歌わせてもらったなあと思います。

普段のライブよりも、自由。そして、心を込めて。

会場にいた人たちから導き出された音だったのだと思います。

それが歌っていて嬉しかった、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

自分が開場一楽しんでたと言いたい所ですが、この日は会場の全員が競い合うように楽しんでいたように感じます。

魔法のカレープレートも、沢山作った旗が残り1個になる位皆食べてくれて、あちこちにオリジナルドリンクの初夏の青空が広がっていて。

CDも沢山連れて帰ってもらえて嬉しかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、とんでもない数の差し入れ。

いざ帰ろうとなった時にたまげました。

でも、さすが皆さま食べ物が多かったので、これから全力で戴きます。うふふ。

本当にありがとう。

前々から色んな準備をしていたのは、お互いさまですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性格柄、ずうっと不安でした。

これで、もういいやと思われたら、終わり。

こわい夢も沢山見ました。

だから、大切な大切なこの日にお客さんが最後まで皆こちらを見て、笑顔でいてくれて、救われました。皆ここにいるよって顔してました。期待してくれてました。

3年半続けてきたぼんやりと透けたものがようやく形になって見えた気がします。

許された気持ちです。

 

音楽を続けていてよかった。

 

自分に自信のない人間だけど、今回は自分を褒めます。

6/10があってよかった。

皆に会えてよかった。

 

 

 

そろそろ大きい事やろうと声をかけて下さった石黒さん、物販を素晴らしく売り捌いてくれたボス、一緒に楽しんで下さった音倉の皆さま。支えて下さってありがとうございます。

 

そして会場の皆さま。

全員で集合写真を撮るのをすっかり忘れていたので、また会えますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に向かって頑張ります。

これからの西山小雨も、どうぞよろしくお願いします。

 

小雨日和、ありがとう。